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集中講義_東北大学

  • 三宅 親弘
  • 2018年8月11日
  • 読了時間: 1分

集中講義でした。酸素の話、P700酸化システムの話、などてんこ盛りでした。聴講してくださった学生さん、お招きいただいた東北大学・牧野先生ありがとうございました。

酸素の性質を考えると、酸素で満たされた中を電子が走る光合成電子伝達系がいかにROSの危険性を回避しているのか?興味は尽きませんね。P700酸化システムが、すべての酸素発生型光合成生物がもつROS生成抑制のためのものであることを私たちはこれまで明らかにしてきたわけですが、そこで機能する役者の多様性は明らかにされていないものがまだあります。その多様性の存在理由、明らかにしたいですね。

先日、久しぶりに、日焼けしている葉をフィールドで見つけました。明らかに、酷暑と水不足がもたらす表現型でした。P700酸化システムが万能ではない証拠です。限界があるんですね。今後は、このシステムの限界評価も明らかにしないといけないですね。これにより日焼けへ至るメカニズムも明らかになるはずです。

 
 
 

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