CREST成果報告会
紹介です。現在取り組んでいますJST_CRESTの成果報告会が12月に開催されます。ご興味がございましたらシンポジウムへご参加ください。以下、プログラムと要旨を記載しておきます。 CREST「植物頑健性」領域 第一回成果報告会:「環境変動に対する頑健性のメカニズム解明に向けて」 日時:令和2年12月2日(水) 10:00-16:45
形式:Zoom Webinar(参加無料)
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講演要旨は各演題をクリックしてください プログラム:
10:00~ 開会の挨拶
田畑哲之(研究総括、かずさDNA研究所)
保田睦子(調査役、JST戦略研究推進部)
10:10~ 植物育種のためのトランスオミクスモデリング
岩田洋佳 (東京大学大学院 農学生命科学研究科)
11:00~ 植物の栄養獲得と利用の最適化を行う遺伝子制御ネットワーク
柳澤修一 (東京大学 生物生産工学研究センター)
11:50~(休憩)
13:00~ データ科学に基づく作物設計基盤技術の構築
平山隆志 (岡山大学 資源植物科学研究所)
13:50~ 光合成生物
見てわかる「光合成のしくみ」と「活性酸素(ROS)生成抑制のためのP700酸化」
古谷リウさんの総説が掲載されました(https://doi.org/10.1016/bs.abr.2020.08.001)(Advances in Botanical Research)。東京工業大学・久堀徹先生に執筆の機会をいただきました。あらためて、久堀先生にお礼を申し上げます。 多くの作物が属するC3被子植物で、光合成の場である葉緑体チラコイド膜光化学系I(PSI)でROS、とくにスーパーオキシド・ラジカル(O2-)が生成することは、浅田浩二先生、高橋正昭先生の優れた多くのご研究で周知のことでした。一方で、80年代後半にPSI反応中心クロロフィルP700が、光合成効率が低下するとき酸化されP700+が蓄積することが報告されていました。P700+の生理的役割は長い間わからず熱散逸などの機能が提案されたりしていました。このことに対して、2014年に光合成効率が低下するときに誘導されるP700酸化現象はROS生成を抑制し、PSIを酸化障害から守る生理機能を見出しました。この事実は、その後、嶋川銀河さんの精力的な研究によりO2発生型光合成生物が普遍


すだち & とまと
関西の暑さ、日照に耐えながら、8月に一気に果実が膨らみました。強いですね。びっくりです。今度、すだちのP700の様子をとらえたいですね。すだち&とまと、しっかりと太陽光を受けてます。P700酸化、すごいですね。