「P700酸化システム」総説
「P700酸化システム」の総説がFrontiers in Plant Scienceに掲載されました(https://www.frontiersin.org/articles/10.3389/fpls.2018.01617/abstract)。嶋川さんの最新の成果が多く記載されています。 「P700酸化システム」の名前を最初は「活性酸素(ROS)生成抑制システム」と名付けました。光合成生物が環境ストレスを被ると活性酸素が生成します、というくだりはいたるところにその記述が認められます。植物科学のテキスト、いろんな論文、レビュー、資金獲得のための申請書などなど。これは、光合成をおこなうオルガネラ(葉緑体)のチラコイド膜光化学系I (PSI)で活性酸素が生成する(メーラー反応)と主張するものです。 しかしながら、2014年Sejimaさんの論文で、植物が「活性酸素(ROS)生成抑制」のための生理応答(P700酸化反応)を明確にすることを明らかにしました。しかも、その応答は、80年代後半に生理現象として見出されて以来多くの報告がありました。そして、Sej
大同窓会_決定!
神戸大学農学部・植物栄養学研究室の、同窓会の日程が決まりました。2019年4月7日(日)10:00~16:00です。午前と午後の部です。歴代教授(王子先生、杉本先生)のお話があり、その後、私も少しだけしゃべり、またご活躍の卒業生の方々の招待講演もプログラムの中に入る予定です。夕刻は懇親会の予定です。うち、卒業生の方々へ杉本先生からご連絡がいくと思います。お時間の都合のつく方はご参集ください。
ルーキーs
今年は、初日から会う機会がありお話をすることができました。新たに、3回生の方が二人(増田さん、古谷さん)入られました。ご活躍を楽しみにしております。


作物栄養診断~渡辺先生を迎えて~
フィールドで無機栄養を診断する技術、植物の無機元素とヒトのつながり、大変重要なトピックを学ぶ機会を、渡辺和彦先生(一般社団法人:食と農の健康研究所・理事長兼所長)にいただきました。ありがとうございます。