光呼吸のエレクトロン・シンク能の進化:陸上植物が光呼吸を有効に利用し始めた
この9年間で光呼吸に対する認識が随分と変わりました。Rubisco の性質を考えると、進化上、現在のC3植物からさかのぼっていくとRubisco によるカルボキシラーゼ反応の効率は低下しオキシゲナーゼの効率が高くなっていく。これは、あくまで Rubisco...
ASPB Plant Biology 2017
「P700 酸化システム (P700 Oxidation System)」を発表する機会をいただきました(http://plantbiology.aspb.org/)。
P700 Oxidation System に関する新しい論文が公開されました。
Plant Journal オンライン (Accepted manuscript online: 5 April 2017) (DOI: 10.1111/tpj.13566) に論文「Chloroplastic ATP synthase builds up proton...
9年間の研究の集大成記事を掲載しました。
現在は、私こと三宅親弘は、神戸大学大学院農学研究科の植物栄養学研究室に所属しております。幸いにも、神戸大学に赴任したあと学生さんらの協力を得て、新規な生理現象に出会うことができました。そして、その存在の理由も明らかにすることができ、植物光合成研究での酸素代謝において物事を理...