P700 酸化されてますね !!

最終更新: 2020年12月13日

塙さんの研究 (Hanawa et al. 2017) では、CO2補償点(生葉温度25度)での、シダの光呼吸活性は全電子伝達活性の約70%を占めます。残り30%ほどはO2に依存した葉緑体呼吸、FLV依存の酸素還元反応などに依存しています。いずれにしても、多くの役者がP700酸化システムの一員として光化学系IでのROS生成を抑制しています。

   先日、たまたま、シダ(Ferns)の群生地に出会いました。日陰の湿度が高い場所に生息するイメージが強いシダですが、ここでは光を求めて上へ上へと成長しています。逞しいですね。気温38度を超える状況です。光呼吸の頑張りは上記以上でしょうね。P700の酸化程度、相当に高そうです。太古の昔から、このように生きてきたんでしょうね。

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C4光合成でのCO2同化のしくみを解明しました

最近、C4光合成(Zea maize)でのP700酸化システムを評価する論文をIJMS (IF > 4) に公表しました(Int. J. Mol. Sci. 2021, 22(9), 4894; https://doi.org/10.3390/ijms22094894)。 これまで、C3植物でP700酸化の分子メカニズムを明らかにしてきました(Miyake 2020, Furutani e al.

“RISE” cited in the Plant Journal

Citation Alertで、下記のジャーナルに”P700 Oxidation System”の中で”RISE”が引用されていることを知りました。Delta-pHによるCyt b6/f複合体のPQH2酸化活性制御は”Photosynthesis Control”と呼ばれており、古くから知られていました。しかしながら、Delta-pHで説明できないCyt b6/f複合体の活性制御の存在を2016年

塙さんのお仕事~多く引用されるようになりました~

東北大学・名誉教授牧野先生から塙さんのお仕事(https://doi.org/10.1111/ppl.12580)が多く引用されてますよ、とお知らせをいただきました。この仕事は、瀬島さんがいるときに確立した光呼吸のin vivo評価法(https://doi.org/10.1111/ppl.12388)を用いております。O2電極を用いたO2収支およびクロロフィル蛍光解析を同時に行うことで、CO2補

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