集中講義_東北大学

集中講義でした。酸素の話、P700酸化システムの話、などてんこ盛りでした。聴講してくださった学生さん、お招きいただいた東北大学・牧野先生ありがとうございました。

酸素の性質を考えると、酸素で満たされた中を電子が走る光合成電子伝達系がいかにROSの危険性を回避しているのか?興味は尽きませんね。P700酸化システムが、すべての酸素発生型光合成生物がもつROS生成抑制のためのものであることを私たちはこれまで明らかにしてきたわけですが、そこで機能する役者の多様性は明らかにされていないものがまだあります。その多様性の存在理由、明らかにしたいですね。

先日、久しぶりに、日焼けしている葉をフィールドで見つけました。明らかに、酷暑と水不足がもたらす表現型でした。P700酸化システムが万能ではない証拠です。限界があるんですね。今後は、このシステムの限界評価も明らかにしないといけないですね。これにより日焼けへ至るメカニズムも明らかになるはずです。

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C4光合成でのCO2同化のしくみを解明しました

最近、C4光合成(Zea maize)でのP700酸化システムを評価する論文をIJMS (IF > 4) に公表しました(Int. J. Mol. Sci. 2021, 22(9), 4894; https://doi.org/10.3390/ijms22094894)。 これまで、C3植物でP700酸化の分子メカニズムを明らかにしてきました(Miyake 2020, Furutani e al.

“RISE” cited in the Plant Journal

Citation Alertで、下記のジャーナルに”P700 Oxidation System”の中で”RISE”が引用されていることを知りました。Delta-pHによるCyt b6/f複合体のPQH2酸化活性制御は”Photosynthesis Control”と呼ばれており、古くから知られていました。しかしながら、Delta-pHで説明できないCyt b6/f複合体の活性制御の存在を2016年

塙さんのお仕事~多く引用されるようになりました~

東北大学・名誉教授牧野先生から塙さんのお仕事(https://doi.org/10.1111/ppl.12580)が多く引用されてますよ、とお知らせをいただきました。この仕事は、瀬島さんがいるときに確立した光呼吸のin vivo評価法(https://doi.org/10.1111/ppl.12388)を用いております。O2電極を用いたO2収支およびクロロフィル蛍光解析を同時に行うことで、CO2補

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