P700 酸化ワールド ~ 呼吸の大切さ ~

Respiratory terminal oxidases alleviate photo-oxidative damage in photosystem I during repetitive short-pulse illumination in Synechocystis sp. PCC 6803.

Photosynth. Res. (2018) G. Shimakawa and C. Miyake (Online) https://link.springer.com/article/10.1007/s11120-018-0495-y

嶋川くんの論文がPhotosynth Res に掲載されました。瀬島くんがRepetitive Short-Pulse (rSP) Illumination法でP700酸化の重要性・生理的役割を実験で証明したのは2013年、翌年2014年にはPlant Cell Physiologyに報告できました。この方法により、P700酸化の分子メカニズム的普遍性を確立しつつあります。と言わなければなりません。昨年度の段階で、P700酸化ワールドが出来上がったと思っていたのですが、次から次と、P700酸化にかかわるメカニズムが明らかになりつつあります。今回の報告も、その中の一つです。定常状態では、呼吸速度は光合成速度と比べ低いわけですが、光合成電子伝達反応と競合するほど高い活性をもってP700酸化をもたらしているという事実に出会っております。そして、このこともPSIでの活性酸素(ROS)生成抑制に貢献するという非常に新規でユニークな出来事でした。O2と戦わなければならなかった光合成生物のたくましさに感動です。

P700酸化ワールド、さらなる続報をすでに投稿しております。これまたユニークなもので既成概念に対する、、、、、、、、、。

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光合成の仕組み

古谷さんと、農芸化学会誌「化学と生物」(7月号)に総説「明らかになってきた光合成のしくみ ~C3植物での例を中心に~:活性酸素(ROS)生成抑制のための巧妙な分子メカニズムを備えたC3型光合成の進化」(Vol.59 No.7 Page. 320 – 332) (published date : 2021年7月1日)(化学と生物 - 日本農芸化学会 - | Vol.59 No.7 | 明らかになって

またまた、新しい事実に出会うことができました。光合成・活性酸素研究の出口です!

大西さん、古谷さんの頑張りです。まだ、だれも見たことがない新規なプロット、そして、そこから見えてくる光合成の世界、再現性ある光合成の世界、ようやく光合成・活性酸素研究の出口の一つを示すことができました(Antioxidants 2021, 10(7), 996; https://doi.org/10.3390/antiox10070996)。学生時代の1991年に学会デビューしました。その時の論文

C4光合成でのCO2同化のしくみを解明しました

最近、C4光合成(Zea maize)でのP700酸化システムを評価する論文をIJMS (IF > 4) に公表しました(Int. J. Mol. Sci. 2021, 22(9), 4894; https://doi.org/10.3390/ijms22094894)。 これまで、C3植物でP700酸化の分子メカニズムを明らかにしてきました(Miyake 2020, Furutani e al.

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