P700 Oxidation System に関する新しい論文が公開されました。

Plant Journal オンライン (Accepted manuscript online: 5 April 2017) (DOI: 10.1111/tpj.13566) に論文「Chloroplastic ATP synthase builds up proton motive force for preventing reactive oxygen species production in photosystem I」(第1著者:高木大輔くん)が掲載されました。これは、「P700 Oxidation System (P700 酸化システム)」における重要な役割をになうプロトン勾配を調整するメカニズムが実際にATPaseを介して駆動されていることを示すものです。このメカニズムは、「P700酸化システム」のモデルにおいて、gH+ として表記されています。この gH+ は、光強度の変化、光合成速度の変化に応答し、"P700酸化" に大きく貢献します。このgH+がうまく機能しないと、P700酸化に失敗し、活性酸素 (ROS) 生成いたること、光合成電子伝達系が酸化障害を被ることを世界で初めて示すことに成功しました。 今回の発見にもあるように、「P700 酸化システム」は多くの制御により、その能力がコントロールされています。とくに、ATPase は、すべての光合成生物に普遍的に存在します。つまり、今回の私たちの発見は、光合成生物が安全に光合成するための共通するメカニズムを明らかにした意義があります。

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10月1日付けで、ルーキーの配属です。アイスホッケー、野球、即興のジャスドラマー、弓と才能あふれる人たちの集まりになりました。植栄で、その才能を磨いてくださいとはなかなか言えませんが、少なくとも一芸あり、そして植栄の伝統を受け継ぎそうなルーキーと素晴らしいです。和田先生、大西さん、宮尾さん、森さん、そして嶋川先輩もいて、ただただ笑うだけの歓迎会になりました。これからよろしくお願いします。

CREST成果報告会

紹介です。現在取り組んでいますJST_CRESTの成果報告会が12月に開催されます。ご興味がございましたらシンポジウムへご参加ください。以下、プログラムと要旨を記載しておきます。 CREST「植物頑健性」領域 第一回成果報告会:「環境変動に対する頑健性のメカニズム解明に向けて」 日時:令和2年12月2日(水) 10:00-16:45 形式:Zoom Webinar(参加無料) 参加申し込みはこちら

見てわかる「光合成のしくみ」と「活性酸素(ROS)生成抑制のためのP700酸化」

古谷リウさんの総説が掲載されました(https://doi.org/10.1016/bs.abr.2020.08.001)(Advances in Botanical Research)。東京工業大学・久堀徹先生に執筆の機会をいただきました。あらためて、久堀先生にお礼を申し上げます。 多くの作物が属するC3被子植物で、光合成の場である葉緑体チラコイド膜光化学系I(PSI)でROS、とくにスーパーオ

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